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第61回(2019年度)研究大会のご案内

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(第3報:2020年4月20日)

                  日本図書館研究会 理事長 原田隆史
                                     事務局長 松井純子
                                     研究委員長 日置将之

        2019年度(第61回)研究大会は中止しました

 本会では,去る2020年2月22日(土)・23日(日),京都市の立命館大学において,
2019年度(第61回)研究大会の開催を予定しておりましたが,新型コロナウィル
スの感染拡大防止のため,やむなく開催を中止いたしました。参加を予定されて
いた多くの方々,また,直前まで準備に時間を費やしてこられた発表者や大会関
係者の方々には残念な事態となりましたが,ご理解賜りますようお願い申し上げ
ます。
 なお,大会で行われる予定であった各発表や報告等を別形式で実施するかどう
かは,今後の状況をふまえて検討させていただきます。


    2019年度研究大会中止にともなう費用補償について(お知らせ)

 上記のとおり,2019年度研究大会の開催を中止しました。中止の決定が大会前日
となったため,参加事前申込者に対しては,前日の午前中にメールにて中止の連絡
を行い,あわせて本会ホームページに「開催中止のお知らせ」を掲載,またツイッ
ターでも告知するなど,事前申込されていなかった方々へも周知するよう努めまし
た。
 しかしながら,遠方からの参加予定者においては,大会中止の知らせを受ける前
に,すでに移動を開始したり,京都に到着されていた方もおられ,その場合,何ら
かの費用負担が生じたものと思われます。
 つきましては,メールやホームページ等により大会中止の知らせを確認する前に
出金済みであった費用のうち,返金がかなわなかった費用(交通費・宿泊費または
それらのキャンセル料)について,本会がその一部(上限あり)を負担させていた
だくこととしました。
 具体的には,参加の事前申込をされていた方,もしくは大会参加を目的に京都に
来られたことが証明できる方で,上記費用をやむをえず支払われている方は,下記
あてにご連絡ください。折り返し,担当者から連絡させていただきます。

 日本図書館研究会事務局
  電話 and FAX:06-6225-2530
  E-mail:nittoken@ray.ocn.ne.jp
 ※できるだけメールにてご連絡ください。

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(第2報:2020年2月21日)

           【重要 :研究大会中止】
  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に伴う
  第61回日本図書館研究会研究大会」(2/22〜2/23)開催中止のお知らせ

新型コロナウイルスによる感染が新たな局面を迎えており,今後の予見が難しい
状況となっております。厚生労働省による「イベント開催の必要性を改めて検討
して欲しい」という依頼も2/20に出されました。

このような状況を受け,本研究大会につきましても協議を行い,参加者関係者の
健康・安全面を最優先すべきであると判断して,2020年2月22日(土)〜23日(日)に
予定しておりました,第61回日本図書館研究会研究大会の開催を中止させていた
だきます。

直近の状況を鑑みて慎重に検討を重ねた結果,会期前日という本当に直前のお知ら
せとなり誠にご迷惑をおかけいたしますが,どうかご理解を賜りますよう宜しく
お願い申し上げます。
なお,本研究会の内容を別の時期や別の方法で開催するかどうか,ご参加予定の方
がご負担いただいた費用がある場合の取扱いなどにつきましては,改めてご連絡い
たします。

                         日本図書館研究会 理事長 原田隆史
                                                  事務局長 松井純子
                                                  研究委員長 日置将之

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(第1報:2020年2月20日)

   第61回研究大会の新型コロナウイルス感染症に関する対応について
 
                      日本図書館研究会 研究委員会
                                                                           
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、
2月22日に開催を予定しておりました交流会を中止することにいたしました。
参加のお申し込みをいただいた皆さまには申し訳ございませんが、
ご了承くださいますようお願いいたします。

研究大会につきましては、感染の予防に留意しつつ開催する予定ですが、
感染の拡大が著しい場合には中止させていただく可能性がございます。
中止の場合は早急にお知らせいたしますので、
ご来場前に当ホームページ等のご確認をよろしくお願いいたします。

【ご参加に際してのお願い】
・ご来場の際にはできるたけマスクご着用ください。
 (スタッフはマスクを着用させていただく予定です)
・咳エチケットや手洗い等、感染予防対策へのご協力をよろしくお願いいたします。
・発熱など風邪の症状がある場合には来場をご遠慮ください。
・換気のため入口の常時開放を予定しております。
 暖房の効きが悪くなる可能性がありますので暖かい服装でお越しください。
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下記により,日本図書館研究会第61回(2019年度)研究大会を開催します。→中止になりました
例年どおり,1日目に個人研究発表とグループ研究発表を行い,2日目は「観光と図書館−地域活性化と公共空間としての広場の機能を中心に」をテーマにシンポジウムを行います。多くの方が参加されることを期待します。

  参加申込:2020年2月9日(日)までに,当会ホームページの入力フォーム・Email・はがき・FAXでお申し込みください。(出来るだけフォームからの申し込みをお願いします。)
事前の参加申込受付は2月13日(木)で締め切りました。当日受付は可能ですので会場でお申込ください(但し、交流会の当日参加はできません)。

日  時:2020年2月22日(土)〜23日(日・祝)
会  場:立命館大学朱雀キャンパス大教室(ホール)5階
参加費 :会 員 2,000円
     非会員 3,000円(団体会員は「非会員」扱いとなります)
     学 生 1,000円(会員学生は「学生」となります)
交流会費:5,000円(希望者のみ) →中止になりました
     *いずれも,当日受付でお支払いください。

会場アクセス:
立命館大学朱雀キャンパス大教室(ホール)5階
(〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1) 会場アクセスマップ
■JR・地下鉄 京都駅から
JRにて約10分,「二条駅」下車,徒歩約2分
京都市営烏丸線にて約5分,「烏丸御池駅」で京都市営東西線に乗り換え,「二条駅」下車,徒歩2分
■阪急大阪梅田駅から
阪急にて約40分,「大宮駅」下車,徒歩約10分

その他:
●以下のことについてご希望の場合は,お申込みの際にお知らせください。
 1.手話通訳(日本手話・日本語対応手話)・音声読み上げ用の予稿ファイルをご希望の方
 2.障害者用駐車スペース利用をご希望の方
 3.出張での参加のため公式文書や請求書(銀行振込用)の必要な方
 4.参加者名簿(配布用)にお名前・ご所属の掲載を希望されない方
  (ご指示がない場合は,お申込みのとおり記載のうえ,参加者に配布します)
●申込時または大会当日に入会いただきますと,参加費は「会員」扱いとなります。ぜひこの機会に入会をご検討ください。
●1.,2.の方は,手配等に時間がかかりますので,できるだけ早くご連絡ください。

〈お 願 い〉
 1.宿泊の斡旋はしておりません。なお,昨今宿が大変取りにくい状況になっています。各自お早めにご用意ください。
 2.大学内に駐車場はありません。公共交通機関でご参加ください。
 3.キャンパス内(建物・敷地内),および周辺道路は全面禁煙です。ご協力ください。
 4.交流会の当日申込みはできません。キャンセルは,2020年2月14日(金)までに,本件専用メールアドレス宛ご連絡ください。それ以後のキャンセルについては,キャンセル料(交流会費)をお支払いただくことになりますので,ご了承ください。
 ・大会当日に配布する予稿集(参加費に含まれています)を,別途1,000円(送料・事務手数料込み)で販売いたします。ご希望の方は日本図書館研究会事務局(nittoken@ray.ocn.ne.jp)にお問い合わせください。
  ※発送は大会終了後になります。  


◇第61回研究大会プログラム◇

第1日(2020年2月22日)

受  付                            10:00〜   
開会挨拶  理事長 原田 隆史                 10:30〜10:40

●個人研究発表(発表15分,質疑5分) 司会:研究委員
1.Herbert Putnamをめぐる人と組織:研究図書館史の文脈で
   松林 正己(中部大学)                  10:40〜11:00
2.ルーブリックを活用した学生による自己評価:N大学司書課程での試み
   川ア 千加(ノートルダム清心女子大学)          11:00〜11:20

〈休 憩〉                           11:20〜11:30

3.毛利宮彦「簡明十進分類法」の研究
   藤倉 恵一(文教大学越谷図書館)             11:30〜11:50

●グループ研究発表(発表20分,質疑10分) 司会:研究委員
1.“IFLA Library Reference Model”訳解
   情報組織化研究グループ  和中 幹雄           11:50〜12:20

〈昼食・休憩〉                         12:20〜13:30

2.戦後公共図書館建築の歴史1:1960年代における課題とその対応
   オーラルヒストリー研究グループ  奥泉 和久,小黒 浩司,石川 敬史
                                13:30〜14:00
3.侵害コンテンツのダウンロード違法化等に関する検討
   「マルチメディアと図書館」研究グループ
   川瀬 綾子,北 克一,西尾 純子,村上 泰子       14:00〜14:30
4.学校司書モデルカリキュラム実施の実態について
   図書館学教育研究グループ  岡田 大輔,川原 亜希世   14:30〜15:00

〈休 憩〉                           15:00〜15:15

5.図書館計画づくり,運営における市民協働の現状と今後の展望:事例を中心にして
   図書館サービス研究グループ  嶋田 学,常世田 良,家禰 淳一
                                15:15〜15:45
6.アメリカの2018年刊行の新学校図書館基準の分析
   比較図書館学研究グループ  大城 善盛,坂下 直子    15:45〜16:15
〈休 憩〉                           16:15〜16:30

●その他
図書館研究奨励賞  選考委員長 前川 和子           16:30〜   
会務報告      事務局長  松井 純子

●交流会 →中止になりました
会場:立命館大学朱雀キャンパスラウンジ(1階)          17:15〜18:45


第2日(2020年2月23日)

シンポジウム「図書館と観光−地域活性化と公共空間としての広場の機能を中心に」

受  付                            9:00〜   
テーマ設定の趣旨(研究委員長:日置 将之)           9:30〜9:40

●発 表 司会:研究委員
基調講演 「公共空間としての広場」としての図書館の可能性
    山下 裕子(広場ニスト,全国まちなか広場研究会理事,NPO法人GPネットワーク理事)
                                9:40〜10:30
報告1 フラットな場から広がるパブリックの可能性と公共空間としての図書館を考える
    若狭 健作(株式会社地域環境計画研究所代表)      10:30〜11:10

報告2 コモンズ・デザイナーあるいは観光家からみた図書館の在り方とその可能性 
    陸奥 賢(観光家,コモンズ・デザイナー,社会実験者)  11:10〜11:50

〈昼食・休憩〉                         11:50〜13:00

報告3 恩納村文化センターにおける図書館と観光の融合の実践
    呉屋 美奈子(恩納村文化情報センター係長・司書,沖縄国際大学非常勤講師)
                                13:00〜13:40

報告4 奈良県立図書情報館と観光
    乾 聰一カ(奈良県立図書情報館図書・公文書課長)    13:40〜14:20

〈休 憩〉                           14:20〜14:30

●討 議(途中休憩を含む)
      山下 裕子,若狭 健作,陸奥 賢,呉屋 美奈子
      モデレーター:乾 聰一カ              14:30〜16:30


【シンポジウムの趣旨】
  公共図書館の大きな役割の一つは,その設置された地域に関する情報を提供することである。このような
 情報は,地域住民だけでなく,その地域を訪れた観光客にとっても有用である。また,図書館が,地域の魅
 力を発掘する活動を行うことが,その自治体の観光施策にもつながることになる。さらに,地域住民の集ま
 る場である公共図書館は,観光客が地域住民や別の観光客と出会う「公共空間としての広場」としての機能
 を有している。
  このような図書館が持つ地域の情報や地域の人々との出会いの場という機能に着目し,2000年ごろか
 ら,図書館と観光との融合について提唱されはじめ,また,実践されはじめている。
  そこでこのシンポジウムでは,広場としての図書館の機能について,広場論の専門家からの基調報告の上,
 地域の観光活動や公共空間としての場づくりを行っている専門家に,地域の活動から図書館を語っていただ
 き,さらに,図書館と観光との融合や地域の魅力の発掘のための活動を実践している図書館から,その実践
 例を紹介していただく。その上で,図書館の持つ広場としての機能や地域の魅力の発掘や観光との融合につ
 いて,フロアとともに考えていきたい。