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日本図書館研究会編集委員会編
『子どもの読書環境と図書館』


2006.5, 232p, 21cm
ISBN4-930992-18-4, 定価2,381円(税別)


概要

 本会機関誌『図書館界』では、2003年から2005年にかけて、「シリーズ・子どもの読書環境を考える」を連載しました。また、2004年10月には「再び、子どもの読書環境を考える」をテーマに「2004年度図書館学セミナー」を開催しました。
 本書は、上記の連載記事やセミナー報告資料をもとにした論考を中心に、子どもへの図書館サービスに携わる人びとのための「理論的参考書」として活用いただけるよう、単行書として編集・発行するものです。
 どうぞお役立て下さい。


目次

理論編

塩見昇
子どもの読書環境及び図書館についての現状と課題
松岡要
子どもの読書活動推進法、子どもの読書活動推進基本計画、文字・活字文化振興法
梅本恵
「子どもの読書活動推進計画」をめぐって:学校図書館を中心に
新井せい子
大阪府子ども読書活動推進計画の策定について:子ども読書活動推進会議委員の立場から
土居陽子
学校図書館に必要な「人」:ボランティア導入の問題点

実践編

高木享子
子どもの読書意欲と関心を高めるための学校図書館の支援
永井悦重
子どもの読書環境:学校図書館の現場から
佐久間朋子
障害児学級と学校図書館:奈良教育大学附属中学校における実践を通じて
脇谷邦子
乳幼児への図書館サービス:大阪府立図書館「おはなしゆりかご」の試みを中心に
田中里枝子
公共図書館から見た子どもの読書:名古屋市鶴舞中央図書館の事例から
森崎シヅ子
子どもたちの読書の保障を目指して
宇原郁世
読書は強制してはならない

資料編